9月13日 米空軍が衛星攻撃兵器の実験に成功(1985年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

この日、地球周回軌道にある人工衛星を戦闘機から攻撃する衛星攻撃兵器(ASAT)の実験が米空軍により行われ、実際の衛星にミサイルを命中させ破壊することに成功しました。

【写真】人工衛星攻撃用ミサイルを搭載したF15戦闘機
  1985年、人工衛星攻撃用ミサイルを搭載したF15戦闘機 photo by gettyimages

この実験は、レーガン大統領が1983年に発表した戦略防衛構想(SDI)の一環として行われたものです。SDI計画には、大陸間弾道ミサイルを、宇宙に配備されたレーザー・粒子ビームなどの兵器で撃墜するなどのアイデアが含まれており「スターウォーズ計画」とも呼ばれたそうです。

【写真SDIについて発表するレーガン大統領
  戦略防衛構想(SDI)について発表するレーガン大統領 photo by gettyimages

ちなみに、ミサイルによる衛星の攻撃については、破壊された衛星の破片がスペースデブリ(宇宙ごみ)を生みだし、将来の宇宙開発に深刻な影響を与えることが懸念されたため、計画自体が中止されたそうです。