内に向かってしまいがちな日本人

自殺の報道を聞くたびに、胸が痛み、学校で難しい勉強を教えるより前に、まず「人間のつとめは、生きのびることだよ」と教えてあげてほしい! と祈らずにはいられなくなります。「いじめ問題」は、学校や職場だけで起きているのではなく、無意識に、自分自身にもやってしまっている問題です。日本人は自分をいじめる傾向が強く、怒りや悲しみが、外に向かう(=人を傷つける)のではなく、内に向かって(=自分を傷つけて)しまいがちです。

だからこそ、日本は「犯罪率の低い国」ではあるものの、「自殺率が高い国」で、自分を守るために、家にこもっている人(=引きこもりの人や、不登校の子ども)が多いのではと思います。

最大の人間関係は「自分自身」との関係

自分を大事にできるのは、自分自身だけです。「私は、何のために、これをしているんだろう?」「本当に、ずっとここにいたい?」という問いに、直感で答えられるのも、自分だけです。誰だって、ほんとうは、“自分自身のスペシャリスト”。「なにかよくわからないけど、やっぱり嫌だな」と感じることがあったら、どんな小さなも無視せず、自分の気持ちに正直に、自問即答グセをつけてあげてください。

『逃げろ 生きろ 生きのびろ!』より

そして、我慢して、溜めて、自分自身に嘘をついているなら、「このまま人生が終わってしまっても、本当にいいのか?」と、気合いを入れて、本気で、自分の心に問いかけてみてほしいのです。

よく「人間関係で苦労する」といいますが、最大の人間関係は「自分自身」との関係だと、つくづく思います。なので、自分自身と仲良くするためにも、自分をほめて、ほめて、ほめちぎってあげほしいのです。そして、毎日生きているだけで、めちゃめちゃ頑張っている自分に、どこに行きたいか尋ねて、ご褒美旅をプレゼントすることをオススメしたいです。「頑張ってる私、えらい! 最高! で、今、心の欲する旅先はどこ?」と。