2019.09.05
# 週刊現代

東京の「住宅地」が激変!地価が爆上がりの「住むべき街」はここだ

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大田区北千束2丁目

大田区の高級住宅街といえば田園調布が有名だが、ここ数年は、東急目黒線と東急大井町線が乗り入れる大岡山エリアのほうが勢いがある。

北千束2丁目の坪単価は190万円で、10年前と比べて12・5%上昇。最寄り駅は、東急大井町線の北千束駅だが、急行が止まる大岡山を利用する人も多い。

駅の前には東京工業大学のキャンパスがあり、若者の行き来が絶えない。一方、すぐわきにある東急ストアには高齢者や子供を連れた若い母親も目立つ。あらゆる世代がバランスよく暮らしているのがわかる。

 

自由が丘(目黒区)まで歩いて20分で行けることもあってか、街全体が落ち着いていて、小洒落たワインバーやパン屋には事欠かない。

毎日行列ができる人気パン屋「ベッカライ・ヒンメル」の向かいで、不動産業を営むマイマイハウスの今井善之氏に、周辺の住宅事情を尋ねた。

「最近、北千束はファミリー層からの人気が高まっています。新築の戸建ては12~15坪に3階建てで5000万~6000万円と安くないですが、それでもすぐ売れますね。その理由の一つに、北千束1丁目にある清水窪小学校の人気があります。

もともとは小規模な公立学校で、一時は生徒不足により廃校になりかけていたのですが、'11年に近所の東工大と連携し『おおたサイエンススクール』という取り組みを開始したんです。それが非常に評判がよくて、一躍人気校となった。

学区内の子供しか入学できない上に定員が65人と決まっているので、審査を通過することすら難しいのですが、それでも我が子を入学させるために、遠くから北千束に引っ越してくる人が後を絶ちません」(今井氏)

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