TBS『凪のお暇』HPより

久々の上質連ドラ『凪のお暇』トレンド常連でも低視聴率の悲しい理由

本当の面白さは視聴率に表れない

今期連ドラで断トツ

若手きっての実力派女優・黒木華(29)が主演するTBSの連続ドラマ『凪のお暇』(金曜午後10時) が好評を博している。

 

黒木演じる主人公の大島凪は、28歳の平凡なOLだったが、空気を読みながら暮らすことに疲れはててしまい、恋人も職場もSNSもなげうつ。それまでの人生からお暇し、再出発を図る。新しい暮らしで出会うのは価値観のまるで違う隣人(ゴン=中村倫也)や、空気の読めない高学歴女子の友人(龍子=市川実日子)たち。そして、別れたはずの元恋人(慎二=高橋一生)も追ってくる――。

TBS『凪のお暇』HPより

凪の生き方や周囲の人間模様に見る側は強く引き寄せられているらしく、オリコンの情報誌『コンフィデンス』による満足度調査「オリコン ドラマバリュー」では、7月期(7~9月)の連ドラの中で断トツのトップを記録中。2019年の全連ドラの中でも1位だ。

影山貴彦・同志社女子大教授や作家の岩切徹氏ら定評あるドラマ評者たちもこぞって絶賛している。SNS上の評判もまた抜群で、毎回、放送終了後にはツイッターのツイートが相次ぎ、8月24日までに計25回トレンド(上位20位)入りした。

ところが、7月19日の第1話から8月23日までの視聴率は以下のとおり(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)。高水準とは決して言えない。

第1話10.3%
第2話9.5%
第3話9.1%
第4話9.8%
第5話8.6%
第6話10.3%

録画視聴率(タイムシフト視聴率)は8.9%(8月9日放送分)で全体の4位だが、それでも話題性と軌を一にしているとは言い難い。このギャップはどこから生じるのか?