9月 6日 英の物理学者のJ・ドルトンが生まれる(1766年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

すべての物質は原子によって構成されるという近代原子論の提唱者として知られる物理学者ジョン・ドルトン(John Dalton、1766-1844)が、この日、イギリスに生まれました。

【写真】ジョン・ドルトンの肖像
  ジョン・ドルトンの肖像 photo by gettyimages

ドルトンは、小学校卒業後は独学で科学知識を身につけ、気象観測に取り組むうちに「気体」の物理的性質に興味を持つようになったそうです。

1801年に、混合気体の全圧力は成分気体の分圧の和に等しいという「ドルトンの法則」を、1803年には、化学反応における元素の質量比が簡単な整数比になるという「倍数比例の法則」を発見しています。

これらの発見の過程で、ドルトンがたどり着いたのが、「気体は原子の単純な組み合わせでできている」という原子論で、原子量と元素記号を提唱したたのも彼の功績です。彼の元素記号は、あまり広がらなかったそうですが、その考え方が後世に影響を与えました。

ドルトンによる元素記号の例
  ドルトンによる元素記号の例 photo by gettyimages