初めての土地へのショートトリップ。限られた時間の中で、楽しく効率よく回りたい。そんな時、情報収集はローカル(地元住民)に聞くのがいちばん確実。今回、兵庫県を案内していただいたのは、陶芸職人の岡本純一さん。

神戸空港を出発し、世界最長の吊り橋“明石海峡大橋”を渡ると、そこは「はじまりの島」として数々の伝説が残る淡路島! 今回は北部から中部に位置する淡路市のおすすめスポットを巡ります。

神戸空港からのアクセス
淡路島まで約64㎞(淡路市役所まで)高速道路を利用して約60分

受け継がれる淡路島の民藝。
暮らしを彩る生活道具に出逢う

Awabi ware

食材の美しさを引き立てるカラフルな色合いが人気。シーンに合わせ、色や形を選べるのがうれしい。

淡路島の美しさと書いて“あわび”、“ウェア”は製品。江戸後期から明治期に淡路島で栄えた珉平焼(淡路焼)の制作スタイルに学びながら、生活道具としての器をつくる。陶磁器だけでなく、漆器もプロデュース。

パン皿 ¥5616(小)、¥7776(大)。

香川の木工職人とつくるパン皿は、木のぬくもりで料理が冷めず、手入れもラクチン。現代から未来へと受け継がれるべき器を生み出している。

ショップとギャラリーが併設。

Awabi ware(アワビウェア)
淡路市大町上507-1
☎0799-70-6719
営業時間:10:00~17:00
定休日:不定
http://awabiware.net/

大阪湾を一望する小高い丘にある、
美しい蓮の池とモダンな殿堂

本福寺

本堂の周辺は、高さのある回廊になっている。寺とは思えない構造で、異空間へトリップしたよう。

本福寺は平安後期に創建されたと伝えられる真言密教の寺院。現在は、建築家・安藤忠雄氏による斬新でユニークな建築物としても有名。

「水御堂」(みずみどう)と呼ばれる本堂。夏は蓮池に睡蓮の花が咲く。

蓮池の中央にある階段を降りると本堂があり、ご本尊の薬師如来像が安置(淡路市指定重要文化財)。背後の壁は真っ赤な格子でデザインされ、夕日が差し込むように設計されている。拝観料は大人¥400、中学生以下¥200。

本福寺
淡路市浦1310
☎0799-74-3624
営業時間:9:00~17:00
定休日:なし

はじまりの島・淡路島に残る、
日本最古の神社を参拝

伊弉諾神宮

明治15年に再建された拝殿。奥に御本殿がある。

古事記や日本書紀の冒頭“国生み神話”に登場する伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)の夫婦神を祀る最古の神社。日本第一番の宮であることから、地元では「いっくさん」とも呼ばれる。

夫婦大楠は兵庫県指定天然記念物である。

樹齢900年以上の夫婦大楠も壮観。元は2株だった楠がいつしか合体して1株になったことから、夫婦円満、良縁成就などの信仰がある。

伊弉諾大神が桃で邪気を祓ったという言い伝えから、絵馬のモチーフに。

伊弉諾神宮
淡路市多賀740
☎0799-80-5001
https://izanagi-jingu.jp/

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PROFILE

岡本純一 Junichi Okamoto
陶芸職人。淡路島出身。東京で美術教育に携わったのち、帰郷。現在、Awabi wareの屋号で作陶。

●情報は、2019年8月現在のものです。
※本記事内の価格は、すべて税込み価格です。
Photo:Aiko Shibata、Toru Oshima(お土産) Text:Lisa Nagamine Illustration:Momoko Nakamura Edit:Saki Miyahara