9月 5日 宇宙探査機「ボイジャー1号」の打ち上げ(1977年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

この日、木星と土星の探査を目的とした宇宙探査機「ボイジャー1号」が、アメリカ航空宇宙局(NASA)によって打ち上げられました。当初、ボイジャー2号とともに、8月20日に打ち上げられる予定でしたが、1号機に不具合が見つかり、延期されていたものです。

関連の日:8月20日 惑星探査機ボイジャー2号打ち上げ(1977年)

【写真】ボイジャー1号の打ち上げ
  タイタンIIIEセントールロケットによるボイジャー1号の打ち上げ photo by gettyinmages

ボイジャー1号は1979年に木星に、1980年には土星に接近して写真撮影を行い、それぞれの惑星の衛星や環の構造について詳細な画像を地球に送りました。

【写真】ボイジャー1による木星全体像
【写真】ボイジャー1による木星の大赤斑
  ボイジャー1号による木星の画像。下は木星の高気圧の渦「大赤斑」 photo bygettyimages
【写真】ボイジャー1による土星の画像
  ボイジャー1号による土星の画像 photo bygettyimages

これらのミッションを成功させたあともボイジャー1号はさらに航行を続け、現在では太陽から200億キロメートル以上も離れた地点へと到達しています。これは、冥王星の公転軌道(平均60億キロメートル)をはるかに越えた距離で、太陽から噴き出す太陽風も届かない、太陽系の果てに到達していることになります。

打ち上げから40年経った現在でも、一部の機器は作動し続けており、人類がもっとも遠くまで送り込んだ探査機として、これからも宇宙の謎を解き明かす手掛かりを与えてくれるはずです。