品格を疑う…中国人留学生の「反香港・愛国」パフォーマンスが激化中

フェラーリに中国国旗を取り付けて
古畑 康雄 プロフィール

下品な単語を連呼

しかし親中派のこうした香港への対抗活動は、逆の効果を生んでいると彼は指摘する。「18日にシドニーであった香港人の集会には、多くの地元のオーストラリア人も来ていたが、彼らは中国の学生や愛国リーダーに対し、野蛮であり、華人の国際社会におけるイメージを傷つけていると述べた。香港と中国政府の対立は、国際社会と中国の対立へと変化し、国際社会はいずれも香港人の側に立っている。(親中派の集会は)中国の国際的なイメージや地位に大きなマイナスの影響を与えた。」

デモが平和的、理性的ならば、たとえ中国政府を支持するものであっても一概に間違っているとは言えない。だが、多くのネット上で公開された動画によれば、参加者は香港デモ支持者に対し、「F**K YOUR MOTER」に近い意味の罵り言葉「CNMB(ツァオ・ニー・マー・ビー)」を連呼したことは、前述のように多くの人々の失望を買った。

 

さらには、明らかな暴力的行為も報じられた。

台湾メディアによれば、南米チリでは台湾系の飲食店がSNSで「反送中」を支持したとしてやり玉に挙げられ、8月23日、数十人の華僑や中国人が押しかけて店内に中国国旗を無理やり掲げ、さらには入り口で放尿するなどの嫌がらせを行い、営業停止に追い込んだ。

フェイスブックではこの経営者が「台湾独立、香港独立分子」であり、「愛国華人が彼らに愛国教育を行った」として称賛の声が寄せられたという。