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# 飲料

いつものビールを「驚きのおいしさ」に変える、注ぎ方のコツ

「キリンシティ」江田雄太社長に聞く

1983年創業、全国に41店舗を展開するキリンシティを取材した。率いるのはキリン一筋の江田雄太社長(47歳)。チェーン店なのに常連客と店員が冗談を言い合う気さくな雰囲気はどこから生まれるのか? 「ほぼ毎日お店に行ってます」と笑顔で話す江田氏の組織論を聞いた。

「ふわとろ泡」の作り方

ビールの味わいは繊細で、注ぎ方や温度によって大きく変化します。そこでこだわっているのがビールの「3回注ぎ」です。

まずはビールを勢いよく注いでグラスを泡でいっぱいにします。そして大きめの泡がおさまり、ほどよく苦みや炭酸が抜けるまで数分待ちます。この後、ビールを2回にわけて注ぎ足し“ふわとろ”の泡を盛り上げていくのです。こうして注いだビールは、泡が蓋になって芳香を長く保つなど、おいしくなることが科学的にも証明されています。

ぜひキリンシティにお越しいただき、味わってください。当店の樽生ビールは厳しい社内試験に合格したビアマイスターが、夏は6度、冬は7度と温度にもこだわって提供しています。きっと「いつものビールが注ぎ方でこんな味に!」という驚きを感じていただけるはずです。

 

当店の自慢のひとつは、毎月、季節感を楽しめる新メニューを開発していることです。しかも、お皿に「想い」も盛りつけています。たとえば、野菜や肉の生産者の方はそれぞれに「試行錯誤を繰り返し素晴らしい肉質を実現した」といったストーリーをお持ちです。

そこで当社のメニュー開発者や調達担当は、時に全国の生産者の方と対話して、その野菜、肉が最も活きるレシピを考案し、メニューにストーリーも書きこむ場合もあります。また時には、震災の復興支援など社会的なテーマも取り入れ、メニューを開発することもあります。ご来店の折はぜひ期間限定メニューをご覧ください。生産者の想いにひと手間加えたおいしさをお届けしています。