# 韓国

戦後最悪の日韓対立で「ある在日韓国人」が心を痛めた「本当のワケ」

「韓国はとんでもないね」と言われても
朴 猿虎 プロフィール

「韓国はとんでもないね」という声を浴びせられ…

在日コリアンにとって、日韓の対立は、日々の生活にも大きく関わってくる。私自身、ごく小さな会社を経営しており、日々、ビジネス上の多くの出会いがあるが、面会先の日本人の経営者から、「韓国はとんでもないね」という声を浴びせさせられることが何回かあった

photo by iStock

それは、先方からすれば、プロ野球や天気の話題を投げかけると同じ程度の世間話にすぎなかったようで、経営に支障をきたすようなものではなかったが、同じく経営者である私の弟の場合は、いささか心配である。

私の弟は、焼肉屋を経営している。メニューの多くが韓国料理で、客のほとんどは日本人だ。

 

最悪、客足が減ることも予想される。今後の日韓の外交交渉については、私以上に穏やかでない気持ちでいる。

通名、あるいは本名で会社に通勤する人、学校に通学する人、帰化した人であってもそうでなくても、朝鮮半島にルーツを持つさまざまな属性の人が、この問題で、明日の自分、明日の家族の身を案じないことはないのである。

この不毛な両国の対立は、両国政府や、観光業に関わる人だけでなく、普通の人に対しても、何の利益ももたらさない。