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文在寅のGSOMIA破棄が招く、韓国・北朝鮮・中国「一体化」の悪夢

日米韓の安全保障体制は崩れ去る

韓国大手紙も揃って文政権を批判

韓国の文在寅政権は8月23日、日本とのGSOMIA(軍事情報包括保護協定)を破棄することを決定してしまった。これは、両国間の安全保障の基本にかかわる協定なので、最もやっていけないことだ。日米両国が批判するのは当然である。

GSOMIAの破棄は、北朝鮮が従来から繰り返してきた主張であり、また中国は、今回の韓国の決定に賛成の意向を表している。この両国の反応だけをみても、韓国の愚かさがわかる。

さすがに韓国国内においても、GSOMIAの破棄には反対意見が多い。ハンギョレ新聞などのメディアが韓国政府の決定を支持した一方、大手3紙(朝鮮日報、中央日報、東亜日報)は、珍しく韓国政府の対応に批判的である。

 

なお、日本国内主要紙の社説では、以下のように論じられている。

この期に及んでは、さすがに韓国政府に問題があることは明らかであるが、朝日新聞や毎日新聞は韓国政府だけではなく日本政府にも責任を求めるなど、苦しい立場がにじんでいる。これまで左派メディアは文政権に入れ込んできたが、本件を安倍政権叩きにつなげるのは流石に無理筋だ。

韓国のGSOMIA破棄に賛同している国は北朝鮮と中国。反対しているのは日本、アメリカである。日本の集団的自衛権行使についても、西側の民主主義・自由資本主義諸国が日本の立場に賛成する中、韓国は反対したが、おそらく今回も同じ構図だろう。

要するに、これまで西側諸国と思われてきた韓国の文政権が、今回の件でついに馬脚を現し、北朝鮮・中国という社会主義国と同じ安全保障観をもっていることが誰の目にもわかりやすくなったといえる。

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