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LINEは気づいている!音声認識の実力差が「国力」を左右する理由

人の能力を最大化する働き方改革とは?

身近なあの技術で広がる「格差」

我々にも身近なある技術の「精度の差」が、今後の国力を左右するほどの大問題になりつつある、といったら驚くだろうか?

大げさな話ではない。そしてじつは、今この瞬間も、「その差」は拡大しているのだ。

どういうことか?

 

俗に「AI」とよばれる技術は、多様な要素を含んでいる。なかでも、我々の生活の中にすでに入り込み、必須の要素となっているのが「画像認識」や「音声認識」などの技術だ。

このうち「音声認識」技術の進展具合が、これからの数年間で国力に大きく影響を与えるようになる──筆者はこう予想している。

それはなぜか? 「AI」の一要素にすぎない技術がなぜ、そこまで大きな影響力をもちうるのか?

その点を深掘りしてみよう。

今いちばん話題のアプリ

「あのアプリは必須だよね」

2018年末くらいから、海外在住の記者や海外取材が多いライターのあいだで、大きな評判をよんでいるアプリがある。筆者も、今年の初めから、便利に使っている。

そのアプリの名は「Otter」。

Otterは、スマホやパソコンで利用可能なサービス。英語での会話やスピーチを録音すると、自動的にテキスト化してくれる
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日本語で「カワウソ」という名前をもつこのアプリは、いわゆる音声認識アプリだ。ボイスレコーダーのように取材時に起動しておけば、会話を録音したうえで、その内容を自動的にテキスト(文字情報)に起こししてくれる。