リクナビ「内定辞退予測」が踏みにじった、採用活動の本質

いい人財は集まる会社はここが違う
酒井 利昌 プロフィール

学生の不安を助長するようなことがあってはならない

採用環境が厳しさを増すなか、企業側は、いい人財を採るために必死です。
そんななかあらゆるサービスが続々と増えています。

今回問題となった「内定辞退予測」も採用環境が厳しさを増すなか登場したサービスです。

これからも、あらゆるサービスが続々と登場していくことでしょう。

 

そのとき、企業側はそれらが本質的なものかどうかを見極める目を持たねばなりません。

今ははっきり言って、「麻痺している」状態です。

「HRテック」の進化により、いくら採用業務の効率化が進んだとしても、それが、学生や求職者との信頼関係を損なうテクノロジーであれば、それを使った企業が評価を落とすことになるのは言うまでもありません。

ドラえもんがいくら便利な道具を出してくれたとしても、よくも考えずに飛びついてはいけないのです。

新卒学生にとっては、就職活動は初めてのこと。

社会人になるための入り口である就職活動は、毎日が不安と戸惑いの連続です。

採用環境の厳しさから、企業側の都合で、さらに不安を助長するようなことがあってはなりません。

本件を目の当たりにし、今こそ採用活動をおこなう日本中の企業が、採用活動の本質を見つめ直し、学生の気持ちに寄り添った取り組みを考えるときです。