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鶴瓶は増量の神!?伊藤園「健康ミネラル麦茶」がバカ売れする理由

ステルス値上げ時代の救世主か
松崎 のり子 プロフィール

しかし、ビジネスパーソンが買うとすれば通勤途中や外回りだろうから、なかなかスーパーを見つけて入る、というのは難しい。ドラッグストアは比較的オフィス街にもあるので、候補としてはまずはドラッグストアになりそうだ。

なお、先述したように「健康ミネラルむぎ茶」にはコンビニ限定として670ml入りのボトルがある。コンビニ3社での店頭価格を見ると、いずれも120円だった。600ml入りはドラッグストアなら75円ほどで、それより70ml多いのだから妥当なのかといえば、計算してみるとやや割高になり、必ずしもおトク価格とは言えない。

それでもコンビニで麦茶を買いたいというなら、銘柄指定をしなければコンビニPBの麦茶93円を買う方が安くあがることになる(3社いずれも600ml入り)。

 

また、おトクとはいえ増量ペットボトルはその重さやサイズのせいで鞄の中でかさばるというマイナス面もある。実際に計測してみたところ、600mlボトルは高さは500mlボトルと変わらない。ただし胴回りは500mlが約20.5cm、600mlが約21.6cmと1cm程度太くなる。670mlボトルになると22.4cmで、さらに1cm増しだ。さらに高さも上がるため、かなりボリュームが出る。

むろん、重さも違う。重量を計ったところ600mlと670mlでは70gの差が出た。さすがに670ml入りは重い。ごくごく早く飲んで軽くしたいと考えてしまう…そうか、それがこの増量ボトルの狙いだったのか?

それはジョークとしても、今後もメーカーは様々な手法を考えるだろう。価格据え置きでひそやかに減量を選択するか、増量でファンを増やし売上数で勝負するか。どちらにしても、まずは話題になることが売り上げを左右する時代だ。消費者としては、ぜひとも喜ばしい方の話題が増えることを期待したい。