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鶴瓶は増量の神!?伊藤園「健康ミネラル麦茶」がバカ売れする理由

ステルス値上げ時代の救世主か
松崎 のり子 プロフィール

一つには消費者の「コスパ意識」だろう。先述したように、支出額を今より増やそうと考えていない層にライバル商品を差し置いて買ってもらうには、おトク感をアピールするのが得策だ。価格据え置きなら増量するほうが好感される。

自動販売機の中でもこれと同じ現象が起きていて、増量をうたう商品がラインナップに加わっている。もし価格が同じなら、内容量が多い方を選ぶ消費者は多いだろう。

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さらに、増量タイプは500mlのペット飲料と比べると胴回りが太く、棚での存在感があり、目立つという特徴もある。麦茶の需要が高まる稼ぎ時にこそ増量で強くアピールすることが勝負を決するのだ。

加えて、茶系飲料は他の炭酸飲料や乳酸菌飲料、ジュース類と比べ、増量してもコストがそれほど変わらないと推察する。なぜなら、お茶系以外のペットボトル飲料はほとんどが500mlで、増量タイプは見かけないからだ。それどころか、よく見るとジュース類は430mlと減量しているものすらある。そこはシビアに計算しているわけだ。

 

毎日買うならどこで買うのが一番おトクか

麦茶は日本の夏の季語みたいなものだ。熱中症対策の水分補給として、外出のたびについ買ってしまうという人は多いだろう。しかし、毎日1本買うとすればトータル金額もバカにならない。なるべく安く買う方法はないだろうか。

店頭価格だけで言えば、ペットボトルの茶系飲料はスーパーやドラッグストアで買うのが安いと言える。先の「健康ミネラルむぎ茶」「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」でいえば、600mlや650mlのペットボトルが75~78円程度で売られている。特に夏場はセールになりやすく、特価で65円という破格値が出るスーパーも見かけるほどだ。