画像は伊藤園公式HPより
# 消費税

鶴瓶は増量の神!?伊藤園「健康ミネラル麦茶」がバカ売れする理由

ステルス値上げ時代の救世主か

続々と増える「ステルス値上げ」商品

10月1日以降の消費税率10%引き上げを前に、生活に関わる料金の値上げがじわじわと忍び寄っている。

明らかになっている所では、まず郵便料金。ハガキは現行の62円から63円に、封書の定型郵便物は82円から84円へ(25gまで)アップする。むろん速達や書留のほか、ゆうパックの料金も改訂される。さらには、交通機関も各社が値上げを表明、JR東日本ではIC乗車券や定期代が上がる予定だ。加えて悲報は、銀行ATMの利用料金だろう。現行108円の引き出し手数料は110円に上がってしまう。そのほかにも、10%という切りのいい数字に移行する料金改定が相次ぎそうで、しばらくは気が抜けない。

Photo by iStock

では、生活必需品はどうだろうか。ご存知の通り、一部を除き食品は軽減税率の対象で、8%据え置きのままとされている。しかし、実際には原料や製造コスト、パッケージ代や配送費には増税の影響が及ぶため、どこかで値上げをしないとつじつまが合わない理屈になる。

とはいえ、消費者の値上げに対するマイナス反応は強い。消費者庁の物価モニター調査結果(8月・速報)によると、ここ3ヵ月間で「商品・サービスの量や内容は変わらず、値上げが行われた」と回答したモニターの割合が77.5%と最も高く、この先消費を減らそうと考えている人は53.3%ほどいる。そうなると、切手やATM手数料のように、気軽に増税分を価格に乗っけるわけにはいかないのだ。

そういう事情もあってか、食品メーカー各社はすでに一部商品の価格改定を告知済みだ。4月には明治・森永・雪印などの乳業各社が、牛乳やヨーグルトの価格を引き上げた。日清食品や東洋水産は即席袋麺、即席カップ麺などの製品価格を、フジッコはとろろ昆布・だし昆布、豆製品など一般商品を、ともに6月1日から値上げした。

 

多くはやはり製造コストや物流費の上昇が原因だという。10月1日が迫ってからの上げでは、ただでさえ冷え込みがちな消費者マインドにさらに水をかけてしまう可能性があり、まだ鉄が熱くなってないうちにじんわり……という事情だったのではないか。