2019.09.03
# 倒産
「潰れる会社」の社長、社員にはこんな「共通点」があった
あなたの会社、いくつ当てはまる?あなたの会社は大丈夫? 最大手の企業信用調査会社「帝国データバンク」による『倒産の前兆』は、彼らが目撃した「倒産劇のリアル」を一冊にまとめたものだ。本書によれば、倒産する会社にはいくつかの共通点があるという。では、会社を倒産させる経営者や、倒産する会社で働く社員の「共通点」とはどんなものだろうか。それぞれ挙げてもらった。
こんな社長、社員がいると危ない
たとえ黒字経営を続けていたり、銀行へのリスケ要請や取引先への支払いサイト変更要請がなくても、「倒産リスクあり」と見なしたほうがいい場合がある。

それは社長と社員の様子を見ればわかる、といっても過言ではない。
帝国データバンクの集計によれば、次のような傾向が見られる企業は「倒産リスクが高い」と考えられる。
社長の傾向
・数字に弱い
・言動が派手で、大きい話が大好きである
・人情味に厚い
・明確な経営理念やポリシーがない
・リーダーシップ、指導力に欠ける
・業界動向に疎く、商品知識に欠けている
・私生活において、よからぬ噂がある
・社長以外の実権者が存在する