(C)PUENTE FESTIVAL

FC今治・橋本英郎の挑戦〜Jリーグが地域社会を救う日

サッカー×地域貢献×IT

舞台は瀬戸内の離島

<「観る」「する」「参加する」。スポーツを通して世代を超えた触れ合いの場を広げること

これはJリーグ100年構想における主題のひとつである。

JリーグはJ1~J3合わせて55クラブが参加している。将来のJリーグ加盟を目指すJリーグ100年構想クラブを加えると61クラブとなる。Jリーグのクラブは、地域社会に貢献していかなければならない。Jリーグ規約第21条にはこう書かれてある。

Jクラブはホームタウンにおいて、地域社会と一体となったクラブ作り(社会貢献活動を含む)を行い、サッカーをはじめとするスポーツの普及および振興に努めなければならない

 

地域社会と一体。それが全国津々浦々に浸透していけば、Jリーグの理念に合致する。

地域社会への貢献は、何も「クラブから」に限った話ではない。選手個人が発信しても別に構わない。

その意味で興味深い活動をスタートさせたのが、JFLのFC今治(100年構想クラブ)に所属する元日本代表MF・橋本英郎である。彼は今年7月13日からの3日間、瀬戸内海にある離島の愛媛県越智郡上島(かみじま)町で「U-12 PUENTE FESTIVAL」を開催した。

FC今治の橋本英郎選手(C)PUENTE FESTIVAL

離島に住む12歳以下の子供たちの対外試合の機会をつくるために、サッカー大会を開くことが主目的。だがそれは入り口であって、イベントに協力するIT企業によるプログラミング体験、ドローンやVRといったプロダクトを使ったワークショップなどテクノロジーに触れる機会を子供たちに提供している。試合でもGPSデバイスを使って走行距離を測る実体験も行われている。

3日間のスケジュールには、上島町から今治までフェリーと車で移動してFC今治のトレーニングプログラムを受けたり、橋本が出場するトップチームの試合を観戦できたりと、盛りだくさんの内容になっていた。