SNSや便利なアプリが普及し、スマートフォンやタブレットなどのデジタル機器が手放せない現代社会を生きる私たち。それに伴う体の不調や気分の落ち込みを緩和して、心を柔らかくする方法をご紹介します。

スマホをおいて、手仕事をしよう

時間を忘れて夢中になれるツールがあることは、心や暮らしを豊かにする。読書やスポーツよりも、感情に振り回されないハンドメイドで楽しく手軽にメディテーション。

参考書籍:『自律神経が整う 美しい切り絵』(西東社)小林弘幸監修/『ぐっすり眠れる不思議なぬり絵』(西東社)友野なお監修


 Point 1 
習慣化が効率的
目標は決めなくていい

たまにしかやらないよりも、自分の生活リズムの中で短い時間でも毎日少しずつ続ける習慣を心がけよう。道具を使うので作業スペースを決めておくと気分が切り替わり、より効果的。失敗は気にせず、器用さを求めず、マイペースにゆったりとした気分で楽しむことが長く続けられる秘訣。

 Point 2 
五感を稼働
刺繡によるメンタルケア

五感から受け取る情報は、自律神経に影響を与えるという。素材の手触り、糸のカラーバリエーションや絵柄のアイディア、音やにおいや味を想像することで五感が働き、自由な発想が生まれる。布地に向かい無心に縫うことにより、自意識スイッチがオフに替わりマインドフルネスへ。

 Point 3 
塗り絵で快眠
日常生活と眠りの間にワンクッション

塗り絵を塗るときの単調に繰り返される指の動き、一定のリズム、非現実的な世界、これらが連携し、眠りへ導いてくれるという。ポイントは室内を暗めにし、義務のように時間を決めず、根を詰めすぎて呼吸を止めないように気をつけること。寝る前は、スマホから色鉛筆へ。

 Point 4 
切り紙・絵で心を保つ
自律神経が整うって本当?

切り紙・絵の作業には、気持ちを落ち着かせたり、上向きにする作用があることが確認されている。単にリラックスして緩めるのではなく、副交感神経と交感神経をバランス良く働かせる状態が良いのだとか。試行錯誤する充実感や達成感などが理想のバランスに導き、心を整えてくれる。