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医者は、患者が「他の先生に診てほしい」と言い出しても気にしない

「なんか変」と感じたら遠慮なく言おう

医者も「本音」を聞きたい

そもそも初診のときから印象が悪かった。予約を入れてきたのに、いやに待たされる。

「10時に予約を入れて、紹介状を持ってきました。なのに、延々と待たされて医者と対面できたのは、14時前。

しかも、医者にされた質問は、待っているあいだに看護師からされたものとまったく同じ。いらいらして『本当にこの先生でいいのか』と不安がつのりました」

 

こう語るのは、安田典子さん(52歳/仮名)。近所のクリニックで受けた乳がん検診で超早期の乳がんが見つかり、都内の有名病院を訪れた。

「私としては、早めにがんが見つかったので、手術も簡単に済むはずだと期待していました。ところが、その医者は『石灰化している部分がよく見えないからしばらく様子を見たい』という。

1ヵ月ほど悩みましたが、がん専門病院で診てもらうことを決意し、『セカンドオピニオンを取るので、紹介状を書いてほしい』と切り出しました」

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医者にいやな顔をされるかもと、前夜は不安で眠れなかった。だが、列をなす患者をさばくのに忙しいためか、「ああそうですか」とそっけない返事だった。

「結局、新しい病院では『すぐにでも手術しましょう』と、真逆の意見を言われました。手術は成功、いまでは傷もほとんど消えました。勇気を出して病院を替えてよかったと、心から思います」