「病院を移って、命が助かった」重病患者たちの驚くべき告白

有名な病院だから、いいとは限らない
週刊現代 プロフィール

東京慈恵会医科大学葛飾医療センターからがん研究会有明病院に移った寺原浩二さん(77歳/仮名)も医者に不信感を募らせ、病院を替えた。

寺原さんが自身の変調に気が付いたのは3年前だった。体がだるく何をやってもすぐ疲れる。食欲もなく、身長170cm、体重75kgと頑健だった体はみるみる萎んでいく。

 

体重は58kgにまで落ち、顔はドス黒く変色してしまった。危機感を覚えた寺原さんは葛飾医療センターに駆け込んだ。

「入院してからはCTやMRIなど、あらゆる検査を受けました。ところが医者は病名の診断をつけてくれない。『この検査はあなたに合っていない』と、何かと理由をつけて明言を避けるんです。

そして少し経ってから、『どうやら肝臓にがんがある。抗がん剤を打たなければ』と提案されました。がんだと告げられてからも、体調は悪化する。意識もハッキリしなくなることが増えてきました。このままだと死んでしまうかもしれない。

しかし、検査時の病院側の対応を思うと、今後も身を預けることが不安になりました。そこで思い切ってセカンドオピニオンを受けると宣言したんです」

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その後、寺原さんは知人の医者の助言を頼りにがん研有明病院を知り、転院を決意。がん研で診断を受けたところ、胆管がんであることが判明した。さらに膵臓と肝臓にも転移している可能性が高いので、それらも一緒に切除することになった。

手術時間は実に17時間超え。術後は体力の衰えから寝たきりの生活が続いたが、徐々に体力を取り戻していく。手術から2年半が経ったいまでは完全復活し、半年に一度の定期検査があるだけでピンピンしている。