「毒きのこを採取して新薬を開発」大型研究にあなたも参加できる

学会発表資料に名前も掲載されるって?

きのこ派もたけのこ派も必見!

お久しぶりです。「きのこ」と「たけのこ」だったらきのこ派のブルーバックスのアルバイト、サナです。

みなさんは最近始まった「ブルーバックスアウトリーチ」というサービスをご存知でしょうか?

どんなサービスなのかを一言で言うと、「科学者を“直接”応援できる、クラウドファンディングサービス」。研究者を応援することで、お礼として論文に名前が掲載されたり、研究成果物が送られてきたり──。科学の発展にあなたが直接寄与できて、お礼の品ももらえちゃう。そんな最先端のサービスなのです!

そんなブルーバックスアウトリーチのサイトを見ていたら、気になる案件を見つけちゃいました! なんでも「毒キノコ」を研究している先生からの案件だそうで……?

そもそもどんな企画なの?

ざっくり言うと、「今までほとんど解明されてこなかった『毒キノコ』の成分を解析して、創薬のヒントにしたい!」というプロジェクトです。

みなさんは、マツタケやシイタケといった「食べられる」キノコには関心を抱くと思いますが、食べられない「毒キノコ」に関しては興味を抱いたことはあまりないのではないでしょうか?

でも、毒は薬の裏返し。実は「毒キノコ」が未知の病気を治す鍵となる成分を持っているかもしれない、と聞いたらどうでしょう? 興味が湧いてきませんか?

立命館大学薬学部准教授の井之上浩一先生が起案した今回のプロジェクトは、さまざまな毒キノコから、がんなどの病気に効く成分を見つけだそう、という企画なのです!

そこで気になるのはお金を出した際のお礼の品。主なものをいくつか紹介します。

まずは最も少額の1000円コース。このコースでは、研究の成果報告を定期的にメールマガジンとして受け取ることができます。

次に、10000円コースでは立命館大学の近辺で開催される「きのこ採取会」に参加することができるようになります。自由研究などに役に立つことうけあい! もちろん研究の成果報告などもついてきます。

井之上浩一井之上浩一先生(「きのこ採取会」にて)

30000円コースだと、さらに学会で発表される資料に名前を載せてもらうことができます。採取会で分析対象になるキノコを見つけた人には、キノコ名と一緒に名前を載せてもらえるそう。

100000円コースになると、研究の成果物である「立命館『毒きのこ』データベース」にアクセスできる権利が付いてきます。自分でも毒キノコの成分を研究することができちゃうかも!?

最後に、一番高額な200000円コース。このコースでは、井之上先生が直接あなたの元に出向いて講義をしてくれます! 最先端の研究成果を独り占めできる、めったにない機会ですね!

キノコにまつわるエトセトラ

井之上浩一先生に、あらためてQ&A形式でこのプロジェクトの詳細について聞いてみました!