女性と男性の体の違いは、しなやかな柔らかさとメリハリ。もっちりとしたきめ細かい肌の感触は、女性特有の魅力。細くすらりとしたラインや、ストイックに鍛え上げられた肉体美など多様な美意識がある中で、ほどよく肩の力が抜け、丸みを帯びた体が現在の等身大の美しさなのかもしれません。女性の神秘的な体は、内面も外見も柔らかさが肝。年齢を重ねるごとに変化する健康的な体を慈しみましょう。

動く芸術品のようなしなやかさ。
誰もが憧れるバレリーナの体

新国立劇場バレエ団のプリンシパルとしてキャリアを重ね、モデルとしても活躍されている本島美和さん。爪先だけでバランスをとりながら長時間姿勢を保ち、跳んだり回ったりダイナミックな動きが特徴的なバレリーナという職業。天使の羽のように美しい肩甲骨に、直線状に開脚する柔らかな股関節。スリムで滑らかな体は、バレリーナならでは。


●お話を伺ったのは……
本島美和 MIWA MOTOJIMA

東京都出身。新国立劇場バレエ団プリンシパル。牧阿佐美、三谷恭三、豊川美恵子、ゆうきみほに師事。ファッションカタログのモデルや、出演したCMでは演技力が評価され、『ACC CMフェスティバル』ベスト演技賞を受賞。ダンスキンのアドバイザリーとしてレオタードの企画、提案にも携わる。

麗しい所作は、
体の軸をニュートラルに戻すこと

「2年くらい前から疲れが溜まってくると、『NEUTRALWORKS.』が行っているリブート・ストレッチに通っています。マンツーマンでプロのトレーナーにストレッチの補助をしてもらうのですが、グイグイ押してもらって体の可動域を広げてもらいます。肩甲骨がほぐれてくると股関節もほぐれるので、自分では届かない部位や、自分ではそこまで刺激しない範囲まで体を伸ばしてくれるんです。鬼攻めリセットストレッチとも言われていて、本当に鬼かと思うくらい痛いんですよ(笑)」

“リブート”とは、再起動という意味で、体のクセを整えて正しい位置に戻すこと。ストレッチ専用マシンなどを使って施術してくれる。

「週に何回かスタジオでバレエを教えていると、生徒への見本として体の片側しか動かさない場合もあるし、舞台に立っている時は、体を客席側に向けるように角度を意識しています。そのバランスを整えるためのストレッチはとても重要ですね。寝る前にも骨盤を緩めるピラティスをしています。あとは、呼吸。緊張すると呼吸が浅くなってしまい、鎖骨回りが硬くなってしまうので、舞台前はいつも以上に体の力を抜くように心掛けています」