2019.08.22
# 動物
鳥界の凄腕漁師! 北海道の短い夏の間に懸命に子育て中
北海道から毎日お届け中!子育ての間は、漁はもっぱら父の仕事です
魚を専門に捕食する猛禽類のミサゴです。
ミサゴは、水面に突っ込んで鋭い爪で魚を捕まえるので、他の猛禽類とは異なる特徴があります。鼻孔には水が入らないように弁があって、羽毛は密生していて油分が多く耐水性があります。
北海道には、暖かくなるとやってきて、夏の間、営巣して産卵し子育てをしています。
巣は、高い木のてっぺんや断崖絶壁の上に、木の枝を積み上げて作ります。
ヒナは1度に2~3羽、稀に4羽産まれます。
この巣では、この年、3羽のヒナが生まれました。

エサは、この写真のように、オスが一日中、水辺で漁をして巣に持ち帰ります。
そのエサをメスが受け取り、小さくしてヒナに与えます。
懸命な子育てが約1ヵ月続き、夏の盛りに巣立ち、夏が終わる頃には南下していきます。