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# 勉強法

勉強嫌いの子も勉強にハマる「YouTube動画」活用術

科学館・博物館にも負けない知識の宝庫
ゲームばかりしている子も、勉強嫌いの子も、自分から勉強するようになる! 中学受験専門塾・伸学会の菊池洋匡代表と、秦一生氏による共著、『「やる気」を科学的に分析してわかった小学生の子が勉強にハマる方法』は、わが子を「勉強好き」にするメソッド満載の一冊だ。彼らがオススメするのは、「YouTube」の活用。一見、勉強と関係なさそうだが、実は学力向上にうってつけだそう。上手な使い方を、二人から教わった。

おでかけは科学館や博物館へ

仕事がお休みの日、疲れた体を癒したいのに、子どもは「どこか遊びに連れて行ってほしい!」と言います。仕方なく連れて行ったのは、夢と魔法の王国。

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しかし、そこにあるのは待ち時間90~120分という現実です。長時間並んでも、アトラクションの楽しい時間はわずか数分……。トイレに行こうとしたら、またもや大行列にぐったり……。そして、疲れてぐずり出すわが子……。

「お前が行きたいと言ったんだろうが!」と怒鳴りたい気持ちをグッとこらえ、子どもをなだめます。無事に家に帰って気づけば、日曜はもう終わり……。親子の間に残ったのは疲労感だけでした。

少し極端な例かもしれませんが、せっかくの休日なのにこれに近い経験をされたことは、みなさんにもあるのではないでしょうか。そこで、オススメしたい休日の過ごし方が、科学館や博物館に遊びに行くことです。

科学館や博物館がオススメなのは、次の3つのシンプルな理由があるからです。

(1)体験は記憶に残りやすい

これは記憶のメカニズムの問題です。人間は、「知識」よりも感情が動いた「エピソード」のほうが記憶に残りやすくできています。

 

テキストを何度読んでも覚えられなくても、こういった科学館・博物館で見て聞いて触って体験したものはすぐに覚えて、しかもなかなか忘れません。早いうちから、いろいろ連れまわしてあげれば予習はバッチリです。

(2)親にとってのおトク感と満足感

「勉強になるから行こう」ではダメですが、「遊びに行こう」と言えば子どもはのってくるもの。あくまで「遊び」と称し、楽しくなる工夫さえすれば、どこでも楽しんでくれるのです。お子さんにしてみれば行き先が遊園地でも科学館でも博物館でも大差ありません。しかし、親であるあなたには大きな差が生まれます。

まず、科学館や博物館は費用が段違いに安く、チケット代はだいたいどこも夢と魔法の王国の5分の1以下。さらに、混雑度も段違いで、90分待ちなどあり得ません。

そして大きいのが、子どもに勉強させているという手ごたえです。(1)で書いたように、帰った後に子どもの中に大事な知識が残ったことで、あなたのテンションはグッと上がることでしょう。遊園地では得られないものです。