8月30日 物理学者のラザフォードが生まれる(1871年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

原子核の発見で知られるイギリスの物理学者アーネスト・ラザフォード(Ernest Rutherford、1871-1937)が、この日、当時イギリスの植民地であったニュージーランドに生まれました。

カンタベリー大学現在のカンタベリー大学 Photo by iStock

ニュージーランド大学カンタベリー・カレッジ(現在のカンタベリー大学)で地質学と物理学を学んだラザフォードは、1895年に、研究奨学生としてケンブリッジ大学へと移り、ジョゼフ・ジョン・トムソン(Joseph John Thomson、1856-1940)の下で研究を始めました。

1898年には、ウランからα線とβ線の2種類の放射線が出ていることを発見し、これをもとに、元素が放射線を出しながら別の元素へと変わる「元素崩壊」や「半減期」といった概念を提唱しています。これらの業績により1908年にはノーベル化学賞を受賞し、現在は「原子物理学の父」と呼ばれています。

【写真】アーネスト・ラザフォード
  アーネスト・ラザフォード photo by gettyimages

ちなみに、先日ご紹介した長岡半太郎の後任として東京帝国大学理学部物理学科の教授をつとめ、日本物理学会初代会長となった清水武雄も、ラザフォードの研究室で学んだ1人だそうです。