8月29日 H-IIAロケット試作機1号機の打ち上げ(2001年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

この日、宇宙開発事業団 NASDA(現在の宇宙研究開発機構 JAXA)が、国産「H-IIAロケット」の最初の試作機を、種子島宇宙センターから打ち上げました。

【写真】発射するH-IIAロケット1号機
  2001年に発射されたH-IIAロケット1号機 photo by gettyimages

H-IIAロケットは衛星打ち上げ用の液体燃料ロケットで、高さは53メートル、重さは約300トンです。初めての純国産ロケットとして開発された「H-IIロケット」が1998年(5号機)、1999年(8号機)と2度続けて打ち上げに失敗しており、その後継である「H-2A」について不安視する声もありましたが、性能確認用の衛星を、無事に軌道に投入してみせました。

残念ながら、2003年に打ち上げられた6号機は打ち上げ失敗となりましたが、その後の改良で安定した性能を示し、失敗事故はこの1例だけとなっています。

H-IIAは、現在も日本の主力大型ロケットであり、先日の準天頂衛星「みちびき3号機」の打ち上げに使われたのは「35号機」になります。

h2筑波宇宙センターに展示されているH-IIロケットの実機 Photo by PhotoAC

また、後継となる「H3ロケット」の開発も進められており、試作機の打ち上げは2020年を予定しているそうです。