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韓国・文在寅がまた…!「手を握る」発言のウラで見せた「反日」行動

「対話」する気などない
武藤 正敏 プロフィール

文在寅の焦り

文在寅大統領の言う「対話」と「協力」とは、韓国側が要求する輸出管理の問題で日本の譲歩を求めるということであり、日本が求める「元徴用工」問題に対する韓国側の姿勢の変化を暗示するものではない。

それは今回の演説の発言の中からも読み取れる。

今回、演説の中で文在寅大統領は、「今でも日本が対話と協力の道に出てくるなら、我々は喜んで手を握る」と言っている。しかし、同時に我々は

「歴史を鑑として強く手を結ぼうと維持してきた。過去を清算するということは、過去を忘れるということではない」

「日本が隣国に不幸を与えてしまった過去を悟ることで東アジアの平和と繁栄を共に導くことを願っている」

と述べている。

 

つまり、過去の問題については、日本が姿勢を正べきであり、「元徴用工」の問題についても日本が姿勢を正すべきであって、韓国が譲歩する筋合いではないといっているのであろう。

文在寅大統領の発言のトーンが一見軟化した背景には、日本の輸出管理の厳格化が韓国経済に与える影響について強い危機感を抱いていることがあげられる。

日本が輸出管理についての新たな方針を発表した直前、トランプ大統領と金正恩委員長の板門店会談があり、韓国国内は北朝鮮問題の進展に大きな希望を抱いていた。しかし、日本からの発表があると同時に米朝首脳会談の話題は完全に消え去り、日本の輸出管理の厳格化問題一色に変貌した。

それだけ衝撃が大きかったし、韓国経済の見通しについて悲観的になっている証拠であろう。文在寅大統領はそれまで対日関係はほとんど眼中になかったが、今は日本問題に占められるようになっている。