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盛り上がる「代替肉」市場、意外にもシェイクシャックが評価される理由

注目銘柄5選
石原 順, マネクリ プロフィール

ミレニアム世代がメインユーザー

フォーブスの記事によると、昨年(2018年)の食品関連への投資は、開示されている取引合計で14億5000万ドル、そのうち最大だったのは非上場ながらも1億1400万ドルを集めたインポッシブルフーズであった。ビヨンドミートは5,000万ドル(6番目)と、いずれも投資家から高い注目を集めていることがわかる。


出所:フォーブス
 

ブームになっている理由はいくつかあろう。

牛肉を使ったバーガーよりもヘルシーであること、ビーガン(絶対菜食主義者)やオーガニックといった食に対する嗜好が多様化していること、さらには環境への負荷が牛肉に比べて少ないということもあるようだ。

ミレニアル世代が20代から30代に差しかかってきている。多様性や地球環境に対する意識が高いと言われるミレニアル世代が社会の中心となり、新たな流れができつつある。

 

インポッシブルフーズの創業者である生化学者のパトリック・ブラウン氏は、元々、ビーガンであったが、代替食品を作ろうと考えたきっかけは温室効果ガスの削減だったそうだ。

食用に育てられている牛から排出されるメタンは大気中にとどまる時間は二酸化炭素より短いものの、温室効果については二酸化炭素よりはるかに高いことが指摘されている。


出所:ビヨンドミートのホームページ

さらに、食肉用の家畜を育てるために資源が大量に投入されている。ビヨンドミートのホームページによると、ビヨンドのバーガーは牛肉から作られるバーガーと比べ、水で99%の削減、土地は93%の削減、温室効果ガスについては90%の削減、エネルギーは46%削減できるという。

こうした代替食品の需要は急激に伸びている。