8月28日 土星の衛星エンケラドゥスの発見(1789年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

この日、土星で6番目に大きい衛星エンケラドゥス(Enceladus)が、天文学者のフレデリック・ウィリアム・ハーシェル(Sir Frederick William Herschel、1738-1822)によって発見されました。

【写真】フレデリック・ウィリアム・ハーシェル
  フレデリック・ウィリアム・ハーシェル photo by gettyimages

エンケラドゥスは直径が500キロメートルほどで、地球の月の7分の1ほどしかない比較的小さな衛星です。ハーシェルの発見以来、最近までその素性は未知のままでしたが、現在は太陽系でもっとも注目されている惑星のひとつになっています。

そのきっかけは、2005年に、NASAの土星探査機カッシーニが撮影した、エンケラドゥス表面のひび割れの画像でした。このひび割れは、衛星の表面で活発な地質活動があることを示唆しており、地下に液体の水が存在している可能性が浮上したのです。

【写真】>カッシーニが撮影したエンケラドゥス
  カッシーニが撮影したエンケラドゥス photo by gettyimages

カッシーニによる観測はその後も続けられ、現在では、表面の氷の下に、惑星全体を覆うような海が広がっていることが明らかにされています。そして、そこには生命が存在するかもしれないというのです。

人間が地球外生命体に出会う日がもうすぐやってくるのかもしれません!