箱崎JCT(写真/PIXTA)
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「インフラ萌え」の人たち、いま「高速ジャンクション」にハマる理由

このブームは本物だ

広がる「ジャンクション萌え」

近年、ダム、高速道路、団地、工場といったインフラ(都市施設)に目が向けられている。

一眼レフ片手にダムを愛でる女子たち、昭和の古ぼけた団地を訪れる若人、工場の夜景を肴に土木技術を語り合う人々、見学だけでは飽き足らず、高速道路やジャンクションの模型づくりをしながら立体感を味わう人々なども登場。いま、ニッポン各地に「インフラ萌え」の人々がじわじわと増殖中であるという。

中でも、いま「インフラ萌え」の人々が熱視線を向けているのが高速ジャンクション。最近では『高速ジャンクション&橋梁の鑑賞法』といった本も出ているほどで、その美しさに魅入られた人々の間に「ジャンクション萌え」が広がっている。

箱崎JCT(写真/PIXTA)

そもそも日本ではじめてのジャンクションは、1971年に作られた宮野木ジャンクション(千葉県千葉市・新空港自動車道)だとされている(諸説あり)。日本の都市部を走る高速道路は市街化のあとに整備されたため、用地買収の関係で河川の上を通されることが多く、同ジャンクションもその地形を生かした構造となっている。

 

ジャンクション萌えの人々の間で東の横綱と呼ばれる「箱崎ジャンクション」(首都高速道路)、同じく西の横綱である「阿波座ジャンクション」 (阪神高速道路)、また川の中に橋脚が立つ世界的にもめずらしい「江戸橋ジャンクション」など、 日本のジャンクションは、広大な敷地にゆったりとつくられたアメリカや中国の巨大ジャンクションとは違い、狭い川筋や小さい交差点の頭上に圧縮されるようにしてそびえ立つ「ジャンクション美」が特徴だといえる。

江戸橋JCT(写真/PIXTA)