8月25日 民間航空機が初の海外飛行(1931年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

この日、現在の東京国際空港(羽田空港)の前身となる東京飛行場が正式に開港し、民間航空会社である日本航空輸送による初の国際フライトが中国の大連にむけて飛び立ちました。

【写真】絵葉書に描かれた羽田空港
  1930年代の絵葉書に描かれた羽田空港。半円形のガラス張りの初代旅客ターミナルビルが見える photo by gettyimages

ただし、その乗客は人ではなく、中国の人々に秋を楽しんでもらうための約6000匹のスズムシとマツムシでした。当時、航空運賃は非常に高価であったため、一般の乗客が集まらず、代わりに大連のカフェーが日本から取り寄せた虫たちが、最初の乗客となったそうです。

ちなみに、フライト時間は約12時間(現在の約4倍!)もかかったそうです。6000匹の虫を運んだパイロットはいったいどんな気持ちだったのでしょうか。虫嫌いでなかったならよいのですが……。

【写真】羽田に到着したのは蛍?!
  今度は蛍!? 九州から羽田に到着したのは皇太子(現在の平成上皇)に贈られたたくさんの蛍 photo by gettyimages

オススメ関連書籍はこちら

新しい航空管制の科学
宇宙から見守る「空の交通整理」

広いと思える「空の道」航空路は絶え間なく飛び交う航空機で意外にもラッシュ。100機以上の人工衛星を使って管制官はどうさばいていくのか? 知られざる航空管制の仕組みを詳しく紹介します。 Amazonはこちら