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スクエニ絶好調、業界人も驚いた「異例のロングヒットゲーム」の正体

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マネー現代編集部 プロフィール

異例のロングヒット

スクウェア・エニックス・ホールディングスの絶好調決算を牽引したのがゲーム事業で、ゲームを中心とする「デジタルエンタテインメント事業」だけで前年同期比約20億円の増益という結果になっている。

そうした中、今回業界関係者に驚きをもって受け止められたのはそんなゲーム事業の牽引役がロールプレイングゲーム『ファイナルファンタジーXIV』であったことだ。

前出・藤本氏が言う。

「今回の決算でゲーム事業を牽引したのは『ファイナルファンタジーXIV』の課金会員数の増加です。今夏に拡張パッケージを発売するのに先行するかたちで会員数が増加したことで、同事業が想定以上に拡大した」

そもそも『ファイナルファンタジーXIV』は「MMORPG」というジャンルのゲームで、複数のプレイヤーが同時で遊べるもの。

今回業界関係者たちを驚かせたのは、このゲームが2013年に発売を開始して以来6年が経過している「老舗ゲーム」であるにもかかわらず、異例のロングヒットを続けていることが明らかになったからである。

 

アナリストが言う。

「このゲームは定期的に大型アップデートをし続けるうえ、2年に1度のペースで拡張パッケージを発売されることで、サービスが続く限りユーザーはその世界の中でずっと楽しめるのが特徴です。しかもそのファンは日本だけではなく、北米、ヨーロッパ、中国、韓国などにまで広がっており、グローバルにユーザーを獲得している。サービス開始から約6年が経っているにもかかわらず、なんと今年6月には有料会員数が過去最高を突破したばかりなのです」

つまり、いまだに勢いがとどまらず成長を続けているということ。ゲーム業界はヒットの浮き沈みが激しいことで知られるが、そんな中でも異例の成長曲線を描く「奇跡のゲーム」と化してきたわけだ。