撮影/佐藤圭
# 動物

まさに衝撃画像! 鳥類最速のハヤブサがアオバトを無慈悲に狩る瞬間

連続写真でご覧ください

まるで弾丸! 時速300kmの襲撃

北海道の北部、日本海に面する小平町の海岸で、毎年、繰り返されている命のドラマです。

小平町の海岸には、毎年、アオバトが飛来します。

 

以前も紹介しましたが、体の色がウグイスのような鮮やかな黄緑色のアオバトは、海水を飲みに、岩礁に飛来します。

波が来れば、飛び上がり、波が引けば、また岩場に降りて、のんびりミネラルを補給します。

そこへ、上空から何かが弾丸のように突っ込みました!

世界最速の猛禽類ハヤブサの襲撃です。

遥か上空から新幹線並みのスピードで襲撃。アオバトたちは気づきようもない
 

ハヤブサは、2km先の小高い山の上から狙いをつけ、上空から一気に加速して、海面近くにいる獲物を真っ直ぐに襲撃します。

そのスピードは300kmにも達すると言われています。

襲撃の瞬間は、肉眼でぼんやり見ていたら、ハヤブサが飛んで来たのにまったく気づかないほど速いです。

ただ、バンと爆発音がしてアオバトが墜落していくのを見るだけです。

高速の襲撃に遭ったアオバトはまるで銃で撃たれたような状態に
 
捕らえた獲物を運ぶハヤブサ
 
海岸の流木の上で補食するハヤブサ
 

撮影するには、アオバトが岩礁に飛来しているときに、ハヤブサが山の巣から飛び立つ瞬間を見逃さないようにして、それから飛行ルートを予測し、アオバトに爪を立てる瞬間にシャッターを切ります。

狩りは100%成功するわけではありません。

獲物に爪をかけるのに失敗して、素通りしてしまうことも結構あります。

そうなると、また数時間、狩りの瞬間を待つことになります。

1日待って、1度も狩りをしないこともあります。

この一連の行動を撮ろうと思い立ってから、記録できるまで5年ほどかかりました。

この連載のすべての写真をご覧になりたい方はこちらから!