隈研吾、安藤忠雄らがデザイン。いま、「リノベーション建築」が熱い!

歴史ある建物と現代の冴えたデザインの融合
常松 祐介 プロフィール

リノベ旅のすすめ

今回紹介したような、魅力的なリノベーションの取り組みは、今後ますます活発になるだろう。作っては壊しを繰り返す「フロー型社会」から、あるものを大切に使い続ける「ストック型社会」へと、時代は確実に変わろうとしている。

 

他にも、彫刻美術館へと生まれ変わったかつての木造小学校、大阪の観光拠点となった旧陸軍庁舎、現代アートの美術館となった銅製錬所の遺構など、日本各地には心躍るようなリノベーション建築がたくさん散らばっている。ぜひ全国を旅して、こうした取り組みを実地で体験してほしい。新旧のデザインが織りなす対比の美しさ、その場所に息づく街の記憶や土地の記憶、生き生きと再生された歴史的空間の魅力。これらはみな、その場を訪れてこそ感じ取れるものだからだ。

拙著『古いのに新しい! リノベーション名建築の旅』では、日本全国のリノベーション建築から、訪れるべき22例を厳選。それぞれの辿ってきた歴史と、デザインの見どころをとことん深掘り解説している。本書を片手に、ぜひ、リノベ旅へ!

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