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駐車場に注意!夏休みの運転「ペダルの踏み間違い」を防ぐ3つの技術

この夏、親に伝えておきたい
平塚 雅之

たった数メートル移動するために、アクセルペダルとブレーキペダルをバッタンバッタンと踏み替えている。見ている方がハラハラしてしまいますね。高齢ドライバーになぜ使わないかを尋ねたところ、「若い頃ずっとマニュアル車だったから、利用するクセがつかなかった」という回答が多く聞かれました。

あなたの親御さんは「クリープ運転」を意図的に使えていますか? 使えていないようなら、ぜひその方法を教えてあげましょう。

【図版】駐車場でのクリープ運転活用イメージ

上半身のひねりにつられて足がズレてしまう!

「クリープ運転」をしていれば、駐車場でペダルを踏み間違うことはありません。しかし、高齢ドライバーの場合は一点だけ、特に注意すべきことがあります。交通事故総合分析センターと福山大学工学部の共同調査では、下の図のように、右側に向けて上体をひねった時に、可動域が小さく固くなった股関節までつられて動いてしまい、ブレーキペダルから足がずれる可能性が報告されています。

【図版】上体ひねりによる右足のズレ

特に男性は大股気味に座るのを好みますから、もともと足首の角度がアクセルペダルのある方向へ傾いています。それが右ひねりの動きで、よりアクセルペダルの方に動きやすいのです。

 

最初はブレーキを踏んでいても、右ひねり動作を続けていくうちにずれていくことで、アクセルペダルに足がのってしまう可能性があるのです。

そんな時に物陰から出てきた人に驚いて、ペダルを思い切り踏んでしまったら……。

次からは、この恐ろしい現象を防ぐための方法を2つお伝えします。