8月 22日 世界初の飛行機レース(1909年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

この日、フランスのランスにおいて、世界初の国際的な飛行機レース「ゴードン・ベネット・カップ(Gordon Bennett Cup)」の第1回大会が開催されました。

関連の日:6月14日 世界初の国際自動車レース(1900年)

1周10キロメートルのコースを2周飛行し、平均速度を競うもので、この日の大会には、世界各国から38人のパイロットが集まりました。優勝者は、アメリカ合衆国のグレン・カーチス(Glenn Curtiss、1878-1930)で、自らが製作した「カーチス No.2」を操り、平均時速75キロメートルという当時の世界最高速度を記録しています。

【写真】グレン・カーチス
  グレン・カーチス photo by gettyimages

1903年のライト兄弟の初飛行から、国際レースが開催されるまで、わずか6年しか経っていないというのは驚きです。

ちなみに、カーチスはこの2年前にもオートバイでスピード記録に挑戦しており、時速219キロメートルという世界記録を樹立しています。

このゴードン・ベネット・カップ、もともとは1900年から通算6回開催された国別対抗自動車レースでした。この自動車レースの終了後、同名の飛行機レースと気球レースが開催されるようになります。

飛行機レースのほうは、第5回まで毎年開催され、数年ののち1920年の第6回で終了となりました。気球レースは現在でも続いており、2018年にスイスで第62回が開催されています。

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