地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。
"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。
この日、日本の宇宙科学研究所が、ハレー彗星探査機「すいせい」を鹿児島宇宙空間観測所から打ち上げました。

ハレー彗星探査機「すいせい」 photo by JAXA
「すいせい」はこの年の1月に打ち上げられた「さきがけ」に続く、日本初の本格的な彗星探査機です。翌1986年に太陽に最接近したハレー彗星の国際協力探査に参加し、彗星付近の太陽風の観測や、中心核の紫外線写真の撮影などを行いました。
ハレー彗星がふたたび太陽のそばにやってくるのは2061年の夏になるそうです。そのころまでに宇宙旅行が簡単にできるようになっていたら、ぜひ彗星の近くまで見学に行ってみたいですね。
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