8月17日 金星探査機「ベネラ7号」の打ち上げ(1970年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

この日、ソ連がベネラ計画の探査機第7号を、金星に向けて打ち上げました。

「ベネラ(Venera、ロシア語ではBehepa)」はロシア語で金星を意味する言葉で、「ベネラ計画」は1961年からスタートした金星探査計画です。ベネラ7号は、打ち上げから約4ヵ月後の12月15日に、金星への軟着陸に初めて成功し、地表から観測データを地球に送信しています。

関連の日:12月15日 ソ連の「ベネラ7号」が金星に軟着陸(1970年)

この探査機によって、金星の表面は、気温が475℃、気圧が90気圧もある灼熱地獄であることが明らかになりました。これ以前に金星に送られた探査機は、すべて地表にたどり着く前に故障していたのですが、その原因は、この高温高圧の環境だったのです。

残念ながら、過酷な環境により、通信は20数分で途絶えましたが、初めて別の惑星に着陸した地球の探査機となりました。

【写真】金星金星の環境がわかったことは大きな発見だった。写真は90年代に撮影された金星 p-hoto by gettyimages