8月13日 生化学者のF・サンガーが生まれる(1918年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

この日、タンパク質のアミノ酸配列決定法を考案したことで知られる生化学者、フレデリック・サンガー(Frederick Sanger、1918-2013)が、イギリスのグロスタシャーに生まれました。

【写真】フレデリック・サンガー
  フレデリック・サンガー photo by gettyimages

サンガーは、自らが考案した手法(サンガー法)によって、インシュリンのアミノ酸の配列順序・化学構造式を特定することに成功しました。これがタンパク質がアミノ酸の連結からなることの決定的な証拠となり、この業績によって1958年にノーベル化学賞を受賞しています。

さらに、サンガーはDNAの塩基配列を決定する手法も考案しており、1977年にはφX174というウイルスの全塩基配列を確定しています。φX174は塩基配列がすべて決定された最初の生物です。この業績によって、サンガーは2度目のノーベル化学賞を1980年に受賞しています(アメリカのウォルター・ギルバート[Walter Gilbert、1932– ]との共同受賞)。

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