アマゾンがサブスクリプションモデルを世界に広めた〔photo〕gettyimages

日本人は知らない、アマゾンの「ビジネスモデル」が進化し続けるワケ

サブスク経済はなぜ急成長するのか

サブスクリプションの王者

「月額定額制」でサービスを楽しめるものが身の回りで増えてきました。

月額定額でFRIDAYから月刊ムーまで大量の雑誌が読み放題になるdマガジンのようなサービスとか、Amazon(アマゾン)のMusic Unlimitedのように6500万曲以上の音楽を聴き放題といった月額制サービスのことです。

これをビジネスモデル的にはサブスクリプションモデルないしは省略してサブスクなどといいます。

テック大手が続々とサブスクサービスを展開している〔photo〕gettyimages

このサブスクですが、近年ではトヨタがレクサスをサブスクリプションモデルで提供するとか、ラーメン店が月額定期を発売するといった具合に、その適用領域が広がりはじめています。

なぜサブスクリプションモデルが広まるようになってきたのでしょうか。そしてこれからサブスクリプション経済はどう発展するのでしょうか。現在起きていること、そしてこれから起きることについて展望してみたいと思います。

 

サブスクがここまで広まってきたけん引役といえるのはアマゾンでしょう。

まずはこのアマゾンを中心にサブスクが興隆してきた背景について説明を始めたいと思います。

サブスク革命のトリガーを引いたのはアマゾンのジェフ・ベゾスCEO〔photo〕gettyimages

もともとアマゾンが取り扱ってきた書籍、音楽、映画などのコンテンツの流通が、以前のようなパッケージ型、つまり本やCDやDVDといった物理的なメディアで販売される形態から、デジタルダウンロード型、つまり電子書籍や音楽ダウンロードのような形態に移行したことが、サブスクが始まるようになったまずそもそものきっかけです。