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中国経済の失速は本当か? 終わりなき米中貿易戦争の行方

注目集める米中関係のキーパーソンとは

習近平国家主席の主張を代弁

中国共産党の機関紙「人民日報」の傘下にある英字紙「環球時報」(Global Times)の胡錫進総編集長の存在が米中貿易協議の米側関係者の間で注目されている。

閣僚級協議は5月10日にワシントンで開いて以来途絶えていたが、6月29日に大阪で開催された米中首脳会談後の7月中旬、同紙が下旬に上海で開催されると報じていた。

胡総編集長は1960年北京生まれの59歳。人民解放軍系大学から北京外国語大学に転じて、1989年にロシア語修士号を取得。卒業後、「人民日報」に入社、従軍記者として派遣されたボスニア戦争、イラク戦争報道を通じて共産党崇拝を強めていったとされる。

 
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そして2005年から「環球時報」総編集長に就いているが、ワシントンの消息筋は同氏を中国政府の「非公式スポークスマン」と位置付けている。

何故ならば、同氏はドナルド・トランプ大統領ほどではないが頻繁にツイートして、習近平国家主席(共産党総書記)の見解・主張を代弁しているのだ。こうしたことから、胡氏には何時でも何処からでもツイートできる権限を与えられているようだ。

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