2019.08.03
# 副業 # 輸入ビジネス

ラクに稼げる副業ってホント?人気の「個人輸入転売ビジネス」のリアル

輸入ビジネスの第一人者に訊いた
マネー現代編集部 プロフィール

成功する輸入ビジネスとは?

では、どのような輸入ビジネスなら成功するのか、大須賀氏はこう語る。

「私がおすすめするのは、あなた自身が実際に海外に足を運び、現地のメーカーから直に商品を輸入して、日本市場で販売するという王道の輸入ビジネスの形です。世界各地、たとえばドイツや香港等で定期的に開かれている国際見本市を訪れ、実際にあなた自身の目で商品を見る。そしてまだ日本に知られていない商品を発掘して、日本で販売する伝統的な手法です。
日本にはまだ存在しない商品ですから、売値はあなたが自由に決めて構いません。実際に私の仲間たちは粗利で7割以上を確保し大成功しています。転売にくらべれば、はるかに儲かるとは思いませんか?」

理屈はわかるが、実践するのには難易度が高そうだが…

 

「現地に足を運ぶというと、ハードルが高そうに思われるかもしれません。しかし、会社員の方でも、週末や有給を利用すれば、海外で商品を探すことは十分可能です。海外出張を利用して、そのついでに探してもよいでしょう。

輸入というと、英語という問題を考える方もいるかもしれません。しかし英語が堪能でなくても、見本市での輸入交渉は難しくありません。なぜなら、我々、輸入者は彼らから見れば、お客様ですし、世界の多くのメーカーが、虎視眈々と日本のマーケットに進出する機会を狙っているので、なんとか自社の商品を日本で売ってもらおうと、むこうから必死でコミュニケーションをとってくるからです。

実際に、香港の見本市で見つけたピアスを10円で仕入れ、日本で1980円の価格で売って大成功している人、会社員をやりながらドイツの見本市で見つけた砂時計を輸入して、大ヒットにつなげた人などもいるのです。
経験上いえるのは、取引相手の顔が見えないビジネスほど怖いものはないことです。やはり、ビジネスの王道は人と人、人とモノが直接出会って生まれるものなのです」

 取材協力:大須賀祐(おおすか ゆう)
ジェトロ貿易アドバイザー(現:AIBA認定貿易アドバイザー) 一般社団法人 日本輸入ビジネス機構理事長 日本貿易学会正会員 株式会社インポートプレナー最高顧問
早稲田大学商学部卒。東証一部上場企業入社後、3年目で最優秀営業員賞受賞。しかし国内ビジネスに失望し、会社を退社。その後、輸入ビジネスの世界にその身を投じる。
2004年2月、当時わずか合格率8.4%の狭き門、現役で日本国内に500名にも満たない超難関貿易資格「ジェトロ認定貿易アドバイザー」を取得。全国で486人目の貿易アドバイザーとして、日本貿易振興機構(JETRO)より認定を受ける。
28年に及ぶ貿易商としての経験、15年に及ぶ貿易アドバイジング実績、現在までに20,000件以上の商談をこなしたキャリアをもとに、現在、輸入ビジネスアドバイザーとして活動。
輸入貿易に関する著作は計10冊。近著に『価格はアナタが決めなさい』(集英社)がある。
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