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齋藤孝氏が教える「読んだら絶対に忘れない」読書法

「へぇ」で終わらせないために
齋藤 孝 プロフィール

順番通りに読む必要はない

1冊を読破することを阻む思い込みがもう一つあります。それは、「本は最初から順番に読んでいくものだ」という思い込みです。

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もちろん、推理小説をはじめとする小説の類いは、物語の展開を楽しむものなので、最初から読んでいくのが王道です。でも新書などの論説文やビジネス書、いわゆるハウツー本などは、順番を変えて読むのも一つの方法です。

この読み方のポイントは、まず目次をざっと見ること。あなたはたぶん「まえがき」を読んだら、目次を飛ばして本編に入ると思いますが、実は目次こそ「じっくり見る」ことが大切です。

 

なぜなら、目次の章タイトルを見ただけで本の概要がわかるし、項目の見出し・小見出しを追っていくと、その本の言いたいことがキーワード化されているからです。

つまり目次を読めば、自分が必要としている知識・情報を得るには、どこをしっかり読めばいいかがよくわかるのです。

そこが把握できれば、あとはあなたにとって大事だと思う項目だけを読んでいけばOKです。目次を見ながら、読むべき項目のページに付箋をつけて、そこを順番に読んでいくもよし。その付箋にさらに優先順位をつけて、その順番に読んでいくもよし。

退屈を感じる暇なく、効率的に本を読むことができると思います。

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