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仕事が早い人が、通勤電車はあえて「各駅停車」に乗るワケ

貴重な時間はこうして活かす
残業、休日出勤……なぜ仕事がなかなか終わらないのか? そんな悩みを抱えるビジネスパーソンに、より効率的な仕事の進め方を教えるのは、『仕事が早く終わる人、いつまでも終わらない人の習慣』の著者で、人材育成コンサルタントの吉田幸弘氏だ。ストレスや疲労を生む、毎日の通勤。仕事の速い人は快速や急行ではなく、各駅停車に乗るという。その理由を吉田氏が語った。

通勤時間を有効活用しよう

電車通勤をしている人のほとんどは、会社に最短の時間で到着する急行電車や快速電車を使っているでしょう。

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私も会社員時代は、関東地区でもっともラッシュ時の混雑率が高いと言われていた快速電車で通勤していました。

電車内はすし詰めで、まったく身動きが取れない状態。

新聞はもちろんのこと、新書サイズの本も読めません。何とか本を取り出してページをめくろうとしても、腕を動かすことができないのです。

本来、通勤時間は、情報をインプットしたり、今日の予定を確認したりする貴重なスキマ時間です。

通勤時間が片道1時間の人は往復だと2時間。週5日で10時間、月20日で40時間、1年にすると700時間にもなります。相当な時間です。

資格試験によっては700時間以内で受かるものもありますし、200ページくらいのビジネス書なら毎日1冊読むことができます。

しかし大勢の人々がなるべく早く会社に着こうと乗り込んでくる急行電車や快速電車は、インプットどころか、ストレスと疲れの原因になってしまいます。

 

混雑をしている電車内では「押した・押さない」などと言い合うような揉めごとも起こります。イライラしている人もけっこういて、そのイライラが周りに伝染します。

満員電車は百害あって一利なしです。

仕事が早い人は、急行電車や快速電車は避けて各駅停車で通勤し、貴重なインプット時間に充てています。

私は住んでいた駅の1つ隣が始発の駅でしたので、その駅発の各駅停車に乗り換えて通勤していました。イライラしている人は誰もいません。

ゆっくりと座って、新聞も本も広げて読むことができます。

乗り換えが不便な場合は、ラッシュ時間を避けた列車に乗ったり、グリーン車や特急に乗るのもいいでしょう。

私も何度か乗りましたが、電車の中が非常に快適な書斎に変貌します。

グリーン車や特急は費用がかかりますが、十分なリターンが得られる有効な投資といえるでしょう。