フリーアナウンサー中村仁美さんの連載「騒がしくも愛おしい毎日」(毎月1回・第1水曜日更新)。さまぁ~ずの大竹一樹さんと結婚してからもうすぐ9年、母として、妻として、そして一人の女性として、感じたこと、考えたことを、中村仁美さんならではの目線で綴っています。

6月9日に第3子を出産、前回はその様子をドキュメントで伝えてくれた中村さん。今回は、妊娠中に3人目も男の子だとわかったときからのお話です。

中村さんの今までの連載はこちら

夜泣きは私以外家族が爆睡

3男が我が家にやってきて、2ヵ月弱。
生まれた頃と比べると、明らかにムチムチと大きくなり顔もまん丸に。だいぶ赤ちゃんらしい風格になってきました(増加した体重は100%私から搾取したものであることに間違いないのに、なぜ私の体重は一向に変わらないのでしょうか??)

沐浴のとき岡本太郎さんばりに目を見開いたり、ふにゃふにゃと猫のような声、パタパタ動く手足に泣く寸前のへの字に歪んだ口元など、一挙手一投足がもうたまらなく可愛いです!引き寄せられるように顔を近付けクンクンと匂いを嗅ぐと、なぜか夫が家でパジャマ代わりに着ているフリースと同じ匂い!!い、遺伝子!!

夜中の頻回授乳にそろそろ疲労がたまり始めてきた頃ですが……

でもそれは覚悟の上。過去2回同様に、夜泣きに私以外の家族が一切目を覚まさず爆睡しているのも想像の範疇。最初の数ヵ月は長い時間続けて寝ないものだし、わけもなく泣き続けるんだろう。抱っこから布団におろすだけで起きて泣きだして、自分のことは何もできないんだろうな。そうだ、長男の時は、トイレに行くのも大変だった!!

そう構えていたので、少しでもまとめて寝てくれたり、授乳後そのまま布団においても起きない時が一度でもあると、おお~なんだかこの子は育てやすいんじゃないか?!と錯覚してしまいます。さらに上のお兄ちゃんたちが頼めばお手伝いをしてくれ、2人で遊んで待っていられるので、体力面では大変ではありますが、気持ちの面では過去2回の産後と比べてとても楽に感じます。

イニシャルがひとつ追加されました! 写真提供/中村仁美

男の子3人=大変!?

いや、これは“嵐の前の静けさ”なのでは? と、念のため自分に保険をかけたりもしていますが。

だって、我が家は息子が3人。
世間のイメージも、3兄弟=超大変!!
大変ではない、わけがありません。
3人目も男の子だと伝えた時の、3兄弟の親への哀れみというか、ご愁傷様感が周囲からひしひしと感じられました。

例えば、そろそろ性別が分かるかもしれないという妊婦健診の日。2人目までほとんどなかった悪阻が、3人目は初期から今に至るまで酷いんです、と告げる私に「悪阻の感じが2人と違うなら、今回は女の子よ!うん、女の子だわ!」と豪語する先生。ベッドで横になりエコーを当てた瞬間「おとこ~!ショック~!!」と、先生の大声が院内中に響き渡りました。

看護師さんに「先生がショックって言っちゃダメでしょ~。大竹さんが可哀そうですよ」と、なだめられたんですが、先生、私、女の子希望とは一言も言ってませんよ。

両家に次も男の子だと報告をした日も、全員がなんとなく女の子を希望していたんだ、と分かったときには、さすがに落ち込んでしまいました。家族の期待に応えられなかった自分が、なんだか不甲斐なく感じてしまったのです。

性別が確定したその日から、男の子だと分かった周囲の反応は

「うわー大変そう!!」
「4人目、4人目!」
「娘がいないと老後が寂しいよね~。息子はお嫁さんに取られて戻って来ないし」
「娘の孫と息子の孫、やっぱり違うよね」

など、中には「女の子が一人いるだけで家族がまとまるんだけどね、しょうがないね」と、どこのなんのエビデンス?と思うような発言も。

唯一、すでに3兄弟・4兄弟のママ友達がニヤニヤしながら「ウェルカム♪」と、喜んでくれましたが。