2019.08.05
# 節約

家計簿アプリを使っても、貯金ゼロに陥ってしまう人の「ある共通点」

つけて満足していませんか?
八ツ井 慶子 プロフィール

家計簿をつける目的が貯蓄形成だとすると、必ずしも家計簿は必要ありません。つけただけで満足し、その先に進めていないとしたら、おそらくそういう人には、貯蓄形成手段として家計簿は向いていないでしょう。

「家計」は、収入があって、そこから支出をし、残りが貯まる(あるいは、取り崩す)、という流れを一生涯繰り返すものです。式で表すと、

収入 − 支出 = 貯蓄

つまり家計簿は「支出の内訳」で、いわば記録です。

上記式からも明らかなように、貯蓄アップに家計簿を活用させるのであれば、当然ながら支出を何らか減らすことに役立てなければなりません。ところが、家計簿は「何」を「いくら」で買ったのかを明記する記録帳みたいなものですから、そもそもつけただけではスタートラインに立っただけのようなもので、「その先」の具体的な改善策につなげていけなければ意味がないのです。

別の言い方をすると、家計改善には「何」を買ったかよりも、「なぜ」買ったのかのほうが圧倒的に大事です。買ってしまったという「結果」には、必ずその「原因」があります。その原因を知ることができれば、具体的な支出カットの改善策につながりますが、家計簿は「何」の羅列のため、なかなか改善に至らないのです。

そこで、私からご提案したいのは「レシート◯×チェック」です。これは多くの方に効果的に当てはまることなので、具体的なやり方は後述したいと思います。

 

「費目」のカテゴリ分けが大切

(2)の「つけて振り返ってみるけど、何から手をつけていいのか分からないタイプ」の人は、家計簿はつけられている実感があり、もちろん一定の満足感も得ています。けれど、結局どうやって支出を見直したらいいのかが分からない人です。

つまり、家計簿の「その先」に、具体的な行動をしないといけないことを把握しつつも、具体策が分からず、右往左往してしまうような方です。振り返って家計簿を見ている分、(1)のタイプよりも、もう少し余裕があるのが(2)のタイプともいえます。

SPONSORED