結婚しない「おひとりさま女性」は、人口減少日本でどう生きるべきか

大事なのは助け合いの精神
河合 雅司 プロフィール

今のうちから、ライフプランを描くことです。親の収入や年金がどれくらいあるのか。親を介護しなくてはいけなくなった場合、親の収入だけで介護費用が賄えるのか。

また、自分が年金を支給される年齢になったとき、どれくらいの収入が見込めるのか、退職金や預貯金など、自分の資産もある程度予測しておくべきです。これは女性に限らず、男性も同じです。

出会いの場を用意する

将来をどうするかは、独身の方々だけの問題ではありません。将来どう生活するのか、またどこに住むのかは、考えておかなければならない大事な課題です。高齢者が増え、それをサポートする年代が減っていく。これはすでに始まっているといってもいいでしょう。

まず、住んでいる地域の中にコミュニティがあるかどうかが大切です自分たちでできることは、自分たちの手でやる。できない人がいれば、助け合う。そんな環境を今から作っておく。

そのためには、住民が広いエリアにばらばらに住んでいるのではなく、自治体の狭いエリアに人を中心に据えた出会いの場を用意し、賑わいを作っていく

それがエリアの活力となって、豊かで安心した住環境が生み出されると思います。新しく作ることは、資金や場所の選定など、いろいろと手間がかかります。ですので、都市部の商店街や繁華街など、すでに賑わっている場所やインフラを活用していけばよいでしょう。

要するに、「小さな王国を作る」わけです。住民の数は、その場所によってそれぞれで構わない。それでも、その場所に住民が集まり住むことで、商店や医療、介護サービスも提供できます。

人が広い地域にバラバラに住んでいれば、サービスを提供するにも、人材も輸送も必要になります。それでは、仕事も産業も成り立ちません。

それでは、具体的にはどんな場所に住めばよいのでしょうか?