断食施設に飛び込む

そこでインターネットで検索して見つけたのが、伊豆にある断食施設「やすらぎの里」でした。

「元気になるための道」が目の前に開かれたような気がして、やる気満々で6泊7日の1週間プランにひとりで申し込みました。しかし初日の面談でいきなり「体力的に断食は無理」と言われ、体にいいものをしっかり食べるという普通食コースでのスタートとなりました。

それでも基礎体力のない私には、最初の数日がとても辛かったことを覚えています。頭痛で一日中寝込んだ日もありました。断食中にだるさや頭痛が起こることはあるそうですが、体力のない私には、普通食でも断食と同レベルのダメージだったようです。

また普通食のメインは玄米ごはんだったのですが、胃腸が弱く玄米を消化しきれません。また鯖と筍も食べると湿疹が出るので、私だけいろいろとメニューを変更していただきました。

だけど毎日の予定に組み込まれている体操や施術、散歩、そして野菜中心の健康的な食事のおかげで、1週間後には自分の中に今までなかった「生きることへのポジティブなエネルギー」が溢れていました。

2018年、やすらぎの里で代表の大澤先生と 写真提供/松尾たいこ

帰って来た私は「なんだかいろんなことができる気がする!」と目を輝かせ、顔色もすっかりよくなっていたため夫もびっくりしていました。
そして1年後には夫婦で一緒に行くようになり、いまでも1年に一度ぐらい、3泊4日のコースで滞在をしています。

また「やすらぎの里」で食の大切さを知り、『粗食のすすめ』を書かれた幕内秀夫さんの指導を受けたりしたことで、我が家の食事はそれからどんどんシンプルにヘルシーに変わっていきました。

こうやって徐々に元気になっていきましたが、やはりまだまだ体力に自信はなく、無理をしたなと思うとてきめんに次の日は寝込んでいました。