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3ヶ月で月収100万円稼げる人も!「副業カメラマン」のススメ

カメラ歴0日からでも大丈夫
小椋 翔 プロフィール

素人は赤ちゃんの顔を撮る、プロは足を撮る

さて、最後に、誰でもできるプロ品質の写真の撮り方についてアドバイスしておきます。

素人のカメラマンは、被写体の「自分が映したいところ」を撮ろうとします。例えば神社に行っても、お参りをする鈴を鳴らす前に立って、「観光写真」といった正面からの写真を撮ったりします。

観光名所に行っても、その観光名所をバックに撮ってしまうのが、素人のカメラマンです。けれど、僕たちプロのカメラマンは、その被写体をいかに良く写すかにフォーカスしたり、その瞬間にしか撮れない一瞬を切り取ることができます。

例えば赤ちゃんは、1週間ごとに表情も、手足のサイズも変わってきます。もちろん、顔の写真は撮るのですが、手や足にピントを合わせた写真も喜ばれます。

Photo by iStock

時には、お父さんとお母さんの手でハートマークをつくってもらい、その中に赤ちゃんの足を入れて撮影したり、パパとママの結婚指輪を赤ちゃんの人差し指と中指にはめてギュッと握る姿を撮影したり、アイデア次第でとても微笑ましい、まさに〝人の愛の結晶〞という言葉にふさわしい、幸せが伝わる写真になります。

他にも、結婚式の前撮りでは、新郎新婦がキスをする際の、女性が背伸びをするかかとにピントを合わせて撮影すると、部屋に飾りたくなるような、素敵な写真になります。素人は被写体の顔と、背景にばかりこだわるところがありますが、プロはその瞬間に撮れる成長やその背景、時には時代背景といったところまで意識づけて撮影しています。

自分の価値観ではなく、客観的に、男性や女性の目線で見て、「あ、素敵だな」と思えるような瞬間を撮ることにフォーカスすることで、アマチュアからプロの世界になっていくのです。

 

子どもの指に顔を描くだけでかわいい写真になる

パパとママ、子どもの家族写真の際に、あえて顔ではなく、子どもの指にビントを合わせた写真を撮ることがあります。

そのとき、子どもの指の両親指にパパとママの顔を描いて、親指を立ててくっつけて前に出し、子どもを挟む形でパパとママには立ってもらいます。そして、指にビントを合わせて、後ろに立つ家族をぼかして撮ると、とてもかわいい写真が出来上がります。

このように被写体だけでなく、いろいろなパターンで写真を撮れるようになってくると、すごく撮影の幅が広がり、「こんなふうに撮ってほしい」とお客様からもリクエストをもらえるような、ワクワクさせる写真が撮れるようになります。

僕はいつもカメラを手にすると、どんな作品を撮ろうか、ワクワクした気持ちでレンズを覗きます。旅行が趣味なので、世界各国の世界遺産を観に行くのですが、すばらしい建築物を前に、あえて世界遺産をぼかすなど、そんな贅沢な撮り方をすることがあります。

一般的な観光客とは異なる、僕ならではの世界遺産とのコラボレーションに、お客様もたいへん興味を抱き、「小椋さんに撮影してもらうと、こんなにワクワクした写真ができるんだ」と、新たな依頼につながったりもします。ぜひ皆さんも、アマチュアとプロとの差がわかる、撮影テクニックを身につけてくださいね。